きみのそういう部分を見せてくれ

そういうやつです、心の細かいやつ

汚いメンヘラ 汚い裏切り 綺麗な朝

 

 

先輩がなんとなく優しい

わたしの勘違いかもしれないし、

おそらく勘違いだけど

わたしの中途半端に鋭利なメンヘラが 先輩の中で何かの作用を起こしているなら気持ちいい

 

バイトに入って初めてくらいの気まずい全体の空気に耐えられなくて 後ろから先輩の人差し指をずっと握ってた 先輩は 

 ん?

って小さく言って 指を離そうとしないことを

多分静かに受け止めた でも少し時間が経つと

嫌がられてしまって、でもまた強く握った

まだ離さないでほしい

って伝わっていればいい

 

それから、

わたしはまた中毒になってしまって

先輩にずっとずっとくっつき続けて

不快にさせまくっていた

 

きっとそろそろ離れて行ってしまう

でも5月になる

 

私は新しい場所へ片足を突っ込む

 

私の世界が1つだけになってしまうのが

怖くて 怖くて

わたしはどんどん性格が悪くなるし

何も悪くない人たちを嫌いになってしまうし

 

私の汚いメンヘラが毒になってまわる

私の体の中にまわる

 

でも、四月は終わる

先輩と関われる時間はサラサラと消えていく

 

私は先輩に会うたびに、

もう一生会えない練習をする